あなたは永遠に・・・ 瞬「久しぶり〜!!」 星矢「元気してたか?」 今日は、久々の同窓会である。ちなみに、同時刻、パライストラでも2軍の同窓会が行われている。 瞬「紫龍!!体、元に戻ってよかったね〜」 紫龍「おかげさまでな。失明のスペシャリストだけど、まさか、五感全部失うとはな」 瞬「みんな、魔傷持ちだったけど、紫龍は本当に酷かったもんね。というか、どう見たって、紫龍の場合、ノリと雰囲気で五感を剥奪したけど、途中で魔傷がコスモによって進行するなんて設定になっちゃって、おかしなことになっちゃったよね」 星矢「それは言える!!沙織さんなんて、引退同然で、13年かけてゆっくり進行(現状維持?)して、マルスの戦いで魔傷に飲み込まれたっていうのに、紫龍なんて、13年間、コスモを燃やし続けて全然平気だったんぜ!? 紫龍のコスモは沙織さんを超えるのか!!? って話だよな」 瞬「最初は魔傷の跡なんてないのに、僕たちが魔傷漬けだからって、とってつけたかのように魔傷だらけになったもんね。魔傷はシミかメラミンかって感じだよね」 星矢「そう考えると、暗黒ペガサスの黒死拳って、魔傷のさきがけだったよな」 氷河「俺たちの中で所帯を持っているのは紫龍だけなんだから、家族サービスしてあげないとな」 紫龍「世界滝行ツアーとか?」 瞬「そんなの誰が喜ぶっていうの」 氷河「お前は、ガキ(14歳)の頃の方が、ずっと家族団欒してたぞ」 紫龍「そうだっけか?」 氷河「そうだぞ。俺が水晶聖闘士と愛と涙の戦いを繰り広げてる中、お前は老師と一緒に春麗さんの御飯を食べながら談笑してただろ」 紫龍「・・・そう言えば」 瞬「五老峰の平和と幸せは、春麗さんが支えてるんだからね。君なんて、現実社会で言うなら、毎日仕事仕事で、暇があったら接待ゴルフみたいな、家庭を一切顧みない会社人間なんだから。あまつさえ、上げ膳据え膳通り越して、生きた置物でしょう?魂を持った人体模型みたいなもんだよ。龍峰があんなにまっすぐ育ったのも、春麗さんのおかげだよ?これからはお嫁さん孝行してあげて」 紫龍「・・・・・・そうだな」 星矢「なぁ、お前って、龍座なの?天秤座なの?」 瞬「龍峰が、本来の持ち主である父さんに返すねって言ってたけどね。でも、玄武は玄武で、紫龍から借りてるみたいなこと言ってたし」 氷河「OPではドラゴン着てるしな」 紫龍「さぁ・・・俺自身よくわからん。まぁ、でも、聖衣などなくてもどうにでもなるからな」 星矢「最初から裸体スタートか。これはヤバいな」 氷河「でも、大体の場合、敵って、聖衣着てないと油断するからな。俺らは瞬と紫龍が聖衣着てないことほど恐ろしいものはないんだが」 星矢「わかる。俺だったら、逆に二重三重に聖衣を着せたいな」 瞬「ふぅ〜ん、だったら、僕、アンドロメダとサジタリアス両方着ようか?君は丸腰でいいよ」 星矢「ふぬっっ・・・!鎖と弓矢のタッグ!!?それはそれで恐いぞ!!」 氷河「逃げないように絡めとられた挙句、外さない矢が襲ってくるって感じだな・・・」 瞬「そう言えば・・・氷河、ちょっと元気なくない?」 星矢「まだ名前もでてないからじゃないか?」 氷河「実は・・・マーマに会ってきたんだ」 紫龍「別に暗くならなくてもいいだろう。お前のマザコンは今更隠すことでもない。誰もが知っている」 氷河「最近、マーマが若く見えるようになったんだ」 瞬「マザコンが更に進行したわけ?」 星矢「シベリアの海水の影響で、マーマが若返ってきたとか!?」 氷河「それはホラーだろ。俺はそこまでマザコンじゃないし、アホでもない」 瞬「君以上のマザコンを見つける方が苦労するでしょ。それで?ホラーでないなら何なの?」 氷河「俺は気付いてしまったんだ」 紫龍「何に?」 氷河「俺は・・・マーマよりも年上になってしまったんだ・・・と」 なにぃ・・・!! 氷河「マーマは、永遠にマーマで、憧れの年上の人だと思っていた。でも・・・ある時気づいてしまった。今の俺は、マーマより年上なのだと!!!」 星矢「それはキッツイなーーー。俺たち、サガと似たような年齢?だもんな」 瞬「あの頃、辰巳さんって、すっごく恐くて、敵わない大人って思ってたけど・・・自分たちがそれに近づいてみると、なんだそんなもんかって思うしね・・・」 星矢「逆に、光牙とか、今の俺たちから見ると、うっわ〜、すっごい背伸びしたがりだな〜って思うしな」 瞬「わかる。無鉄砲だし、その癖もろいし。カノンからすれば、僕はさぞ情緒不安定に見えただろうね・・・」 氷河「俺は、マーマをマリアのように思っていた。これからはマーマをどう思っていけばいいのか・・・」 全員「親孝行は大事だと思うけど、あえて一言。 『マーマから卒業することも考えて』」 あとがき 2軍に那智と蛮がでてきた記念で、とりあえずは青銅一軍で!!(書いた日 2013/6/5)次週、蛮那智檄の共演を見るまでは、2軍は描けないな!! というか・・・オメガって意外と描くの難しいやーーーー。 まだ、ネタをいじるので精一杯。シリアスもムリだし、ギャグも難しい。 うーむ、リアルタイムをいじるのがこんなにも難しいとは。 あ、でも、氷河がマーマの歳を超えたってのは、すっごく書きたかった!! ノリ的には不完全燃焼だけど、まぁ、とりあえず形にはした!! でも、なんとなく満足できないから、またどこかで使うかもvv シリアスでも、ギャグにでも。 多分、マーマの歳、越えてると思う。星矢は顔と年齢つりあってないからね。 そんで、ジャンプだし。暗殺教室なんて、ビッチ先生20歳だぜ!?それで、ババアとか言われてんだぞ?おい!!何言ってんだよ!! となると、マーマは28歳くらいでもいいんじゃないかと!!氷河は20〜21才の時の子で!!ビッチ先生が、20歳なのに、あんな大人びててエロいんだから。25歳とかでもいいよ!!なんか、氷河を若くして生んだとかそーゆーんじゃなくて、 『ママの歳って、多分、この歳ぐらい!!』 とか思って、設定するはずだから!!それくらい、年齢って記号だから!! まあ、そんなこんなで、Ωの時代なら、マーマの歳を越えちゃった事実に気付いた氷河がブルーになってるといいな!!なんてね!! BY MUTUMI |